キシリトールが犯人!? チョコより危険なキシリトールを摂取した犬が一時昏睡状態に
アメリカ ノースカロライナ州在住のトニアコサックさん宅で飼われている
ラブラドゥードル(プードルとラブラドール・レトリバーの交配種)の
マーフィージョーがカウンターの上に置いてあったガムを器用に前足で
床に落とし、食べました。
しばらくすると、マーフィージョーは吐き、一時昏睡状態に陥ってしまいました!
地元の動物病院での診断結果は肝不全でした。
犯人はなんと人口甘味料のキシリトールだったのです。
キシリトールは糖アルコールの一種で、人間が摂取しても安全ですが
犬には非常に有害で、急激にインスリンが分泌され、低血糖症状を
引き起こし発作や脳障害につながる恐れがあります。
アメリカのペット急性中毒に対応する「ペット・ポイズン・ヘルプライン」センターでは
キシリトール誤飲に関する電話が年々増加し、今年はこれまでに2800件に上っています。
「日常使われている人工甘味料が犬にとって猛毒になるなんて思わなかった」
「キシリトールについての食中毒なんて聞いたことがない」
など、こうした知識を知らない飼い主は依然多いようです。
一部の飼い主はメーカーにキシリトール入りの製品には警告表示を記載
するよう求めており、オンラインの署名活動を行っています。
犬の飼い主はみなさん、かわいいペットのためにも犬にとっての
危険はなるべく排除するよう心がけましょう。
また、キシリトールはネコにも毒になるのではないかとの懸念もあるようですが
裏付けるものはなく、ウシやヒヒなど他の動物には有害な可能性もあるようです。
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